■原油(Crude Oil)
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比17セント(0.40%)
上がったバレル43.04ドルで終了した。
先週、米原油在庫は1930年以来の最高水準に達した結果が出て
価格下落の動きが出てきた。しかし、ベーカー・ヒューズ社の石油機器(掘削装置)
の稼働数が減少していたことが明らかになって強いファンメス動きが出てきた。
■金(Gold)
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月物は前日比0.3
%下落オンス当たり1070.00ドルで終了した。
この日発表された米国の経済指標で先週の新規失業保険申請件数の減少と
10月の耐久財受注の上昇を受けて、ドル買いが強まっながら、金売りの圧力が
大きくなった。
また、欧州中央銀行(ECB)の翌月追加量的緩和(QE)の見通しが再び浮上し、
ドル高、ユーロ安の流れが出てきて、金価格の下落にも影響を及ぼしました。
その後、米国の10月の新築住宅販売件数の下落発表などでドル売りが買い戻している
流れが出て金価格が下落幅は限定的であったが、まだ市場では、12月利上げ
観測には大きな隔たりがない雰囲気である。