■原油(Crude Oil)
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月物は前週末比1.00ドル
(2.45%)上昇したバレル41.74ドルで終了した。一時40.06ドルまで下落
後42.25ドルまで上昇した。
原油価格は改造秒、フランスの大イスラム国家(IS)空襲強化ニュースによる中東関連
リスクの上昇の勢いに上昇したが、供給過剰持続懸念とドル高で下落する
流れが出てきた。一時40ドル近くまで価格が下がることもしたが、40ドルのラインを
支持する姿が出てきて原油枚数の圧力が徐々に高まった。
加えてOPEC産油国の生産量の減少にニュースが続いて、ダウがエネルギー株を
筆頭に大きく上昇する様子が出てくるされ大幅の価格上昇が出てきた。
プラッツによると、OPEC産油国の10月の生産量がサウジアラビアとイラク
産油量の減少で、前月比日12万バレル減少した3千108万バレルに集計された。
■金(Gold)
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月物は前週末比
0.2%上昇したオンス当たり1083.60ドルで終了した。
先週発生したイスラム過激派ISによるパリのテロ攻撃のニュースに安全資産としての
金購入が先行され、時間外取引で一時1097.40ドルまで上昇したりした。
しかし、ヨーロッパをはじめ、アメリカ証券市場が上昇する様子が出てきて、まだ市場が
期待するFRBの12月利上げの可能性が70%水準で高い点で利益を実現
物量が引き続き出てくるようになり、上げ幅のほとんどを返却することになった。