■原油(Crude Oil)
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月物は前日比1.18ドル(2.75%)
安バレル41.75ドルで終了した。終値基準で8月26日以降で最低を
記録した。
在庫が7週連続の増加に伴い、世界的供給超過の長期化懸念が広がった。
米国エネルギー情報局(EIA)の発表によると、過去在庫は422万バレル増加した。
アナリスト予想は130万バレル増加したレベルだった。
■金(Gold)
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比0.4%
安オンス当たり1081ドルで終了した。 2010年2月以降で最低を記録し、
一時1073ドルまで下がることもした。
米連邦準備制度理事会(FRB)の12月利上げ観測が安定した中で、
セントルイス連銀ブラード総裁は「まだ利上げを支持(インフレ懸念)」
のコメントをしながら金売りの圧力が高まった。
一方、イェルロンFRB議長が経済や金融政策のための特別なコメントはありませんことにより
価格の回復が起こることもしたが、シカゴ凧はエバンス総裁が「1回の間隔で
25ベーシスポイント以下の幅の利上げペースが望ましい」、NY連銀ダドリー
総裁が「金利引き上げの時期が近づいている」などのコメントが続き、再び
下落の力が大きくなった。