2015/11/18

2015.11.17 原油、金 - リプレイ市況とコメント

■原油(Crude Oil)

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月物は前日比1.07ドル(2.56%)
安バレル40.67ドルで終了した。

18日に発表される米エネルギー情報局(EIA)週間在庫統計を控え、市場では、米
原油在庫が8週連続で増加するとの見方が広がっている。供給過剰と世界
成長鈍化に対する不安が価格下落に続き行われているのである。

オランド仏大統領がシリアIS拠点攻撃に米国はもちろん、ロシアとも軍事的
協力を強化する方針を表明し、オバマ米国大統領(24日)、プーチンロシア大統領
(26日)との会談が予定されることを発表し、一時的に原油枚数の動きが出ても
した。しかし、まだ12月利上げ有力に伴うドル高が原油価格の下落の圧力を
また、煽りながら安を免れなかった。


■金(Gold)

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比1.4%
安オンス当たり1068.60ドルで終了した。

イスラム過激派ISによるパリ同時多発テロ事件が世界経済に与える
影響は小さいと予想されながら、ヨーロッパをはじめ、アメリカの株式市場が堅固な
流れが表示され、安全資産としての金の需要は再び後退した。

また、17日に発表された米国の10月の消費者物価指数が上昇に転じた。 FRBの
12月利上げ観測がまた拡大され、ドル高で金価格は売り圧力が
増えるされた。